図書館資料収集方針

城西国際大学水田記念図書館資料収集方針

令和4(2022)年7月26日  図書委員会承認


1.基本方針

城西国際大学水田記念図書館は,図書館の理念に基づき,大学における学術情報基盤として,
教育・研究・学修を支え,かつ幅広い知識を持つ豊かな人格形成に資するため,次の基本
方針を定め,長期的な展望のもとに計画的かつ適切に資料収集を行う。

(1)本学の教育・研究に資する学術資料を中心に,学部・大学院構成,カリキュラムや
 研究の動向に留意し,長期的な計画のもと,体系的に収集する。
(2)蔵書構成の適切化に努め,利用状況,資料の保存状態,大学教育の在り方や社会状況
 の変化に応じて適宜資料を更新する。
(3)各キャンパスの学部・大学院構成に配慮した分担収集を行い,シラバスに掲載された
 教科書・参考書を除き学内での重複の回避に努め,また本学以外の図書館との共同利用
 も考慮して収集し,相互利用を活用する。

(4)それぞれの観点に立つ資料を可能な限り偏りなく収集する。
(5)教職員及び学生からの要望を反映させる。
(6)地域社会への貢献にも配慮し,地域発展,地域創生に寄与する資料を収集する。
(7)この基本方針は,必要に応じて随時見直しを行う。

2.選書基準
(1)カリキュラムにかかわる学修・教育用資料
 ①シラバスに掲載された教科書・参考書
 ②講義に関連する推薦資料
 ③学位論文に関連する資料
(2)一般教養資料
 多様な価値観を理解し,教養・創造性・人間性・社会性を養うのに必要な資料
(3)学生希望資料
 学生・院生が希望し,本学の収集方針に沿うと判断される資料
(4)就職活動・資格取得支援資料
 キャリア教育,資格取得,国家試験取得に必要な資料
(5)留学支援資料
 海外の大学へ留学・研究に行く学生・研究者が必要とする資料
(6)留学生用資料
 日本語及び日本文化学修等,海外からの留学生・研究者が必要とする資料
(7)研究用資料
 教員が各分野の教育・研究のために必要な資料
(8)参考資料
 ①書誌,辞典,事典,便覧,ハンドブック,人名録,年表,地図,図鑑等,広範な参考資料
 ②各種年鑑,白書,統計等,本学の教育・研究・学修に必要な資料
(9)逐次刊行物
 本学の教育・研究・学修活動にかかわる各分野の逐次刊行物
(10)電子資料
 本学の教育・研究・学修活動にかかわる各分野の電子ジャーナル,データベース,CD-ROM
 及び辞典,事典等広範な参考資料を提供するデータベース
 紙媒体も出版されている電子ジャーナルは,原則として電子版のみとする。
 利用統計及び利用者の要望に基づき,図書委員会における検証,承認を経て契約する。
(11)大学関係資料
 本学教員著作物,本学出版物
(12)視聴覚資料(DVD,ビデオ等)
 学修を支援する資料,及び教養を得るために必要な資料で,原則として著作権処理済みのもの
(13)郷土資料
 千葉県内各市町村の歴史,地誌,経済,文化等に関する資料
(14)寄贈資料
 原則的に本学の収集方針に沿い,重複していない資料を受け入れる。
(15)その他
 利用者の知的好奇心を喚起するため,文庫・新書,及び漫画を選択的に収集する。
 漫画については,本学の教育・研究に関連する内容を中心にする収集する。